大きな期待と高額な移籍金と引き換えに、ベンフィカからリバプールに加入したウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス。イングランドでの初めてのシーズンは、プレミアリーグ特有の速さや強さに馴染みきれず、センターフォワードとしてのプレーも拙く、ゴール前での決定力が批判された。
2年目こそ前線でのパフォーマンスに磨きがかかり、54試合18ゴール13アシストと見事な数字を残したものの、キーパーとの1対1をミスするなど決定機を外すシーンも少なくなく、特にシーズン後半戦にかけてはゴールから遠ざかっていた。
イングランド上陸から3年目になる新シーズンは、同選手にとっては正念場。この夏に新たなアタッカー獲得に動くリバプールでの立ち位置を確立したいが、元ベンフィカFWはプレミアリーグでのプレーは難しいと語り、クロップ監督への感謝も明かした。
「正直言って、プレミアリーグでプレーするのは簡単ではなく、難しいことだ。」
「選手たちは強くて、インテンシティのレベルも高い。クロップ監督は、僕がピッチ上で技術を向上させるのを助けてくれた。彼は、僕がより良い姿勢を持てるようにたくさんサポートしてくれた。正直なところ、今日僕がうまくやれているのは彼のおかげだよ。」
「ウルグアイ人全員に喜びを与えられるよう、ベストを尽くしたい。今日、僕はリバプールの9番を背負い、ここでプレーした偉大な選手たちの足跡をたどることができる。クラブとファンに喜びをもたらすために、僕はベストを尽くしているよ。」
Premier League’s ‘World Beaters’
マルセロ・ビエルサ監督率いるウルグアイ代表では着実にゴールを重ねており、2試合に1ゴールのペースで大活躍中。スペイン語での指示や連携での違いもあるが、アンフィールドの地でチームを勝たせるエースに変貌を遂げることができるのだろか…?