ジョエル・マティプに代わる若手センターバックを狙うリバプールは、昨年の夏から多種多様なディフェンダーをリストアップし、それぞれのチームでの活躍をスカウティングしてきた。選手によっては代理人に接触を図り、クラブが求める移籍金など契約周りの調査を進めている。
移籍マーケットが開き、各クラブが補強を成立させる中、リバプールはまだ誰も獲得するに至っていない。一時的に関心の噂が持ち上がったイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリはアーセナル移籍が近づいており、フランスU-23代表DFレニー・ヨロもレアル・マドリード移籍を志願していると言われる。
数々の候補者が浮上する中で、バイエルン・ミュンヘンでベンチを温める機会が増えたオランダ代表DFマタイス・デ・リフトの名前もメディアに取り上げられたときもあった。アヤックス時代には次世代を担う若きディフェンダーと認識されていたが、その後は伸び悩んでいる印象だ。
クリスチャン・フォルク氏(ドイツ人ジャーナリスト)は、『FC Bayern Insider podcast』で同選手の去就に触れると、パリ・サンジェルマンとリバプールが強奪しようと企てたものの、オランダ代表の意思はマンチェスター・ユナイテッド加入に傾いていると語った。
ユナイテッド移籍に関して、給与カットも受け入れる覚悟を持っている24歳のセンターバック。プレミアリーグ上陸が近づく中、オランダやイタリア、ドイツで経験豊富な同選手は、リバプールにとって厄介な相手になるだろうか…?