思い描いていたような補強を進められていないリバプール。新たな守備的ミッドフィルダーを求めたものの、レアル・ソシエダMFマルティン・スビメンディ獲得に失敗。移籍市場の期限も少なくなる中、サポーターから不満の声も多く出ている。
デイヴィッド・リンチ氏（英ジャーナリスト）はリバプールの補強に言及すると、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズDFラヤン・アイト＝ヌーリへの継続的な関心を明かし、もしもギリシャ代表DFが退団した場合には面白い展開が待ち受ける可能性を示唆した。
「彼らがウルブズのラヤン・アイト＝ヌーリに興味を示しているのは知っている。それは周知の事実だ。本当に好きな選手であることは明らかだし、可能な取引だと思う。」
「彼らはそのルートを行くつもりなのだろうか？それとも、アーセナルやマンチェスター・シティがやっているような、左サイドバックもこなせるセンターハーフを目指すのだろうか？実に興味深いところだ。」
「アイト＝ヌーリを軽視するつもりはない。もしツィミカスが移籍するのであれば、ロバートソンの後継者探しをしなければならない。彼は若干年齢が上なので、若い左サイドバックが必要なのかもしれない。もし、彼らがプロフィールの観点からそれを望んでいるのであれば、非常に意味のある存在になるだろう。」
Anfield Agenda
現実的にはリバプールの優先課題は、左サイドバックよりもセンターバック。イングランド代表に復帰した27歳DFジョー・ゴメスは昨季、同サイドで抜群なパフォーマンスを披露しており、バックアップ体制も整っている。
プレシーズンで順調なプレーぶりを見せたツィミカスを手放すわけもなく、アルジェリア代表の左サイドバックがアンフィールドに向かう未来は想像しにくいが、まさかの事態はあり得るのだろうか…？