一昨シーズン、ボルトン・ワンダラーズで大きく飛躍した21歳DFコナー・ブラッドリー。昨季はリバプールに戻り、トレント・アレクサンダー＝アーノルドのバックアップを託されたが、シーズン前半戦は怪我で棒に振った。
それでも、中盤から試合に出始めると、ピッチ上で実力を示した。疲れ知らずのアップダウンで、右サイドを支配。攻撃時にはモハメド・サラーを飛び越えて、右ウィンガーのようなポジション取りをすることも多く、攻守両面で活躍を見せた。
アルネ・スロット監督が新たに就任したリバプールにおいても、プレシーズンで好調を維持し、イングランド代表DFとのレギュラー争いに挑む。イプスウィッチ・タウンとの開幕戦でも途中出場した21歳の北アイルランド代表サイドバックは、ミーティングの回数が増えたと、ドイツ人指揮官の時代からの違いを明かした。
「僕らはほとんど毎日ミーティングをしている。」
「彼は自分の戦術をチームに浸透させたいと考えている。だから、僕らがうまくいっていること、うまくいっていないことを示すために何度も話し合いをする必要があるんだ。」
「それは理にかなっている。短くて鋭いものもあれば、長いものもある。」
「昨季は試合の前日しかミーティングをしなかった。」
「ユルゲン（・クロップ）がやっていたことと、今の監督がやっていることには違いがある。新しいことを学ぶのは楽しいし、本当に良いことばかりだよ。」
The Times