2022年の冬、ポルトからリバプールに活躍の場を移したコロンビア代表FWルイス・ディアス。以降、ユルゲン・クロップ政権でスタメンを張り、これまで99試合で24ゴール13アシストを挙げており、アルネ・スロット監督に交代したチームにおいてもイプスウィッチ・タウンとの開幕戦でも試合開始から出場した。
この夏にはコパ・アメリカで同国代表を準優勝に導いた27歳のウィンガーに対しては、バルセロナやパリ・サンジェルマンが獲得を狙っているとの報道が出回っていた。しかし、現時点では特に動きは見られず、今シーズンも引き続きアンフィールドで活躍することが濃厚だ。
スペイン紙『Sport』によれば、スペイン代表FWニコ・ウィリアムズ獲得に失敗したバルセロナは、長年のターゲットであるコロンビア代表アタッカー獲得を試みていたが、リバプールは売却対象外とし、カタルーニャのクラブからの動きを拒否していたようだ。
その後リバプールは同選手に対する認識を改めた模様だが、巨額オファーがない限りはディアスがアンフィールドを離れることはなさそう。6000万~6500万ユーロが要求される見通しにも関わらず、財政的にバルセロナが捻出できる金額ではないとも伝えている。
ハンジ・フリック新監督が就任したスペインのクラブは、より安価で手に入る選手に切り替えており、ユベントスで戦力外宣告をされているイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ獲得にも前向きな姿勢を示している。
子供の頃からバルセロナのファンであることが父親によってバラされている27歳の左ウィンガーだが、今後もリバプールでプレミアリーグ優勝を目指すことになりそうだ…