昨シーズンには、21歳の若きDFジャレル・クアンサーが急成長。トップチームに帯同すると、年齢に似合わない落ち着いたパフォーマンスで、イブラヒマ・コナテとポジションを争うほどに。プレミアリーグやヨーロッパリーグを通じて、33試合に出場し経験も積み上げた。
現時点で4番手のセンターバックを務める27歳DFジョー・ゴメスには退団の噂が燻っている。ニューカッスルFWアンソニー・ゴードンを巡って、元チャールトンDFが交渉に含まれていたこともあって、リバプールも適切な移籍金さえ支払ってくれれば放出も拒絶することはなさそうだ。
海外メディア『Caught Offside』によれば、中長期的にセンターバック陣を強化するためにも、リバプールはパルメイラスに所属するブラジルU-17代表DFヴィトール・レイスに関心を示しており、スカウトを派遣し、若手ディフェンダーの成長を見守っているようだ。
なお、同選手に対してアーセナルやバルセロナ、レアル・マドリード、ベンフィカも注目を寄せており、各チームのスカウトがスタジアムに足を運んでいるとも報じている。
2023/24シーズンには、ブラジルのトップリーグで10試合に出場。少ない出場機会の中で、高いポテンシャルを発揮すると、強豪クラブがこぞって動向を追う選手に急成長。リベルタドーレスでも、ボタフォゴ相手に2試合で90分間プレーしている。
ブラジルU-17代表でも8試合でピッチに立った経験を持ち、国内で評価が高まる18歳センターバックは、この冬にもヨーロッパに渡ることはあるのだろうか…？