この夏の移籍市場において、リバプールは即戦力として2選手のみの獲得に留まった。ただし、ジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリは今季バレンシアにレンタルバックで残留し、実質的な補強はイタリア代表FWフェデリコ・キエーザだけとなった。
キャリアを通じて、左ウィンガーとして名を挙げてきた26歳のウィンガーだが、セカンドストライカーや右ウィンガーとしても多くの試合に出場。前線の様々なエリアでプレーでき、リバプールでの起用方法には注目が集まっていた。
海外メディア『The Athletic』ジェームズ・ピアース記者は、アルネ・スロット監督の思考について言及し、イタリア代表ウィンガーはモハメド・サラーのバックアップを務めると説明した。なお、同様に右ウイングでもプレー可能なイングランドU-21代表MFハーヴェイ・エリオットは “10番” ポジションでの起用になりそうだ。
「確かに、最初はバックアップとしてね。リバプールは、右サイドのサラーに質の高いカバーを提供すると考えている、というのが主な見方だ。」
「スロットは、右ワイドでプレーすることもあるハーヴェイ・エリオットを10番のオプションとして捉えている。」
「だから、そこに注目しているんだ。ただ、おっしゃるように、リスクが少ないのがいいところだと思うし、象徴的な選手の後釜という大きなプレッシャーもない。本当にいいポジションだよ。」
「また、スロットはフロントライン全体で6人のシニアオプションを望んでいたようだが、彼はそれを手に入れた。」
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