サウサンプトンからリバプールに移籍して以来、270試合を超える出場数を誇り、ディフェンスリーガーとして守備陣を変貌させたオランダ代表DFフィルジル・ファンダイク。ディフェンスだけではなく、コーナーキックでは高い打点のヘディングから相手ゴールに迫る。
しかし、同選手も33歳になり、ベテランの仲間入りをしている。加えて、現行契約も2025年6月までと残り期間が少なくなっており、その去就に注目が集まっている。この夏には後継者を確保すると見られてたものの、結果的にセンターバック陣に誰も連れてくることはなかった。
海外メディア『Caught Offside』によると、リバプールの首脳陣はオランダ人のベテランDFの後釜を見定めており、ユベントスで活躍するブラジル代表DFグレイソン・ブレーメルにターゲットを絞っているようだ。
屈強なフィジカルを活かしたディフェンスが持ち味の27歳センターバックは、チアゴ・モッタ新監督が就任したユベントスでも主力を任されており、100試合に迫るゲームでピッチに立ってきた。タレント豊富なブラジル代表でも、2022年のデビュー以来5試合に出場を果たしている。
現代的なセンターバックに求められるスピードやテクニックも持ち合わせおり、ヨーロッパでもトップレベルのディフェンダーに成長。近年イタリア国内でも優勝から遠ざかっているクラブを後にし、世界最高峰のプレミアリーグ挑戦もあり得ない話ではない。
左サイドバックでもプレーできる左利きのセンターバックを狙っているとも言われるリバプールだが、ファンダイク同様に右利きで左側のセンターバックとしても起用できるプレーヤーに白羽の矢を立てるのだろうか…?