ユルゲン・クロップ監督時代には、そのポテンシャルの高いを評価され、カップ戦を中心にトップチームでも出番を得た18歳FWベン・ドーク。強気のドリブル突破は最大の持ち味で、昨季の大怪我らからの完全復活が期待された。
しかし、アルネ・スロット監督からの評価は前任ほどではなく、完全移籍での放出すら噂された中、チャンピオンシップのミドルズブラへのレンタル移籍が発表された。期限は今シーズン終了までの1年間で、大幅な成長を狙う。
新天地のデビューに先駆けて、ネーションズリーグのポーランド戦でスコットランド代表デビュー。試合には敗れたが、チームの2点目に絡む活躍を見せ、19分間の出場ながらも非凡な才能を示した。
現役時代にスコットランド代表で67試合に出場した元アバディーンDFウィリー・ミラーは、ベン・ドークの途中投入からチーム全体に活気が戻ったと語り、右ウィンガーとして名だたる選手に成長するだろうと発言した。
「選手も含めて、みんなが気分が明るくなった。(ベン・)ドークの影響はすぐに現れた。あのペース、ダイレクトさ、技術を持つ選手を見るのは素晴らしいことだ。」
「監督には、若い彼にチャンスを与える責任がある。」
「代役として途中出場したのを見る限り、彼は今後、あのポジションで大きな選手になるだろう。」
BBC Radio Scotland