昨シーズン、アイントラハト・フランクフルトで41試合17ゴール6アシストと見事な数字を残したエジプト代表FWオマル・マーモウシュ。今季も4試合を終えた時点で、3ゴール3アシストと好発進と、チームの前線を引っ張り続けている。
プレミアリーグの強豪クラブが関心を示す存在になったものの、この夏の移籍市場において、イングランのビッグクラブドからオファーが届くことなかった。それでも、ノッティンガム・フォレストは3度にわたってアプローチしており、2000万ポンドをオファーしていたとも。
しかし、フランクフルトはそのオファーを拒否したことで、今シーズンもブンデスリーガに残留することになった。海外メディア『TEAMtalk』によると、25歳のストライカーは、2025年にはプレミアリーグ移籍が実現することを熱望しており、この冬もしくは来夏には夢が叶うと期待しているようだ。
エジプト代表フォワードに対しては、リバプールやアーセナルからの関心が噂されていた。他にも、クリスタル・パレスやウェストハム・ユナイテッドも熱視線を向けており、ノッティンガム含めた複数クラブが獲得に乗り出す可能性がある。
問題になり得るのは移籍金。リリース条項は設定されておらず、所属クラブは4000万ポンドを要求すると見られる。昨シーズンに大ブレークし、チャンピオンズリーグなど大舞台での経験がない選手だけに高い印象を受けるが、ストライカーという点を踏まえれば妥当な金額なのかもしれない。
関心を示すクラブに名前が挙がったリバプールは、よりレベルの高い選手を追い求めており、イタリア代表FWフェデリコ・キエーザの活躍やモハメド・サラーの契約更新の有無次第ではアタッカー確保に動かない世界線をあり得る。
はたして、イングランドでのプレーを希望する25歳のフォワードは、今シーズン後半戦、もしくは来シーズンから新たなクラブで新たなチャレンジに歩みを進めるのだろうか…？