アルネ・スロット監督によって、守備的ミッドフィルダーにポジションを変更したオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフ。プレミアリーグ開幕から印象的なパフォーマンスを見せ、中盤で攻守において大活躍を続けている。
その相棒を務めるのが、昨シーズンから安定したプレーぶりで中盤を支え続けるアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター。W杯制覇も経験した25歳MFは、22歳の長身MFとのプレーに楽しみを感じ、重要な選手であると言葉にした。
「僕らは彼ら（対戦相手）のプレーにも適応しようとするけど、ライアンは素晴らしい選手だから、とてもラッキーだったと言わざるを得ない。」
「優れた選手とプレーすれば、すべてが簡単になる。彼がうまくいっているのはとてもうれしいし、ライアンがチームにとってどれだけ重要な選手であるかは、誰もがわかっていると思う。」
「彼と一緒にプレーするのは楽しいし、お互いに適応し、学び合っている。だからこそ、本当に楽しいよ。」
Sky Sports
ユルゲン・クロップ監督のもとでは、インサイドハーフとして起用。もっと前目のポジションでボールを受けることが多かった。ただし、完全にハマったかと言われれば決してそうではなく、前線からのプレッシングが得意なタイプとも言い難い。
ポジションを落として、後ろから組み立てる役割に変わると、その才能が一気に開花。高い位置からのプレスも足の長さを活かしながらも交わしつつ、ボールを前に運ぶ。
選手の特徴にもピッタリと合っており、シーズンを通してこれまでの活躍を披露できれば、プレミアリーグのみならず、世界でも有数の守備的ミッドフィルダーとしての地位を築けるが、22歳の若きMFは新たなキャリアの道を開くのだろうか…？