リバプールとの契約が来年に夏までと迫っており、新契約締結するかどうかが議論の的になっているエジプト代表FWモハメド・サラー。選手側は今後もトップリーグに留まりたい意向を示しているものの、いまのところは進捗は明らかになっていない。
今後も予断を許さない状況が続く中、同選手に対してはサウジアラビアが強い関心を示している。昨年の夏には巨額オファーが舞い込むも、リバプールはそのオファーを拒否。この夏にもオファーが届くと思われたが、中東のクラブはフリートランスファーでの獲得を狙っている。
英『The Sun』によると、サウジアラビアだけではなく、パリ・サンジェルマンも移籍金なしでの獲得を模索しており、32歳のウィンガーに対して3年契約を準備しているようだ。なお、リバプールが出せる金額を上回ると見られる。
アンフィールドでは通算300試合以上に出場しており、”200” を超えるゴールを奪ってきたエジプシャン・キング。すでにリバプールの歴史に名を刻んでおり、今シーズンもゴール前での決定力は衰えていない。
依然としてチームのエースの座を譲っておらず、左利きの右ウィンガーを確保できていない現状を踏まえると、リバプールは最低でも1年間の契約延長に乗り出すはずだが、給与額などで合意できるかが焦点だ。
30歳を超えてもなおプレミアリーグを代表するアタッカーは、トップレベルで活躍できる実力を示し続けており、来季の去就はリバプールのサポーターのみならず、世界的な話題。
はたして、エジプト代表ウィンガーは来シーズンもアンフィールドで活躍するのか、もしくは別のクラブに移籍してしまうのだろうか…?