弱冠16歳でセルティックからリバプールに加入したスコットランド代表FWベン・ドーク。ユルゲン・クロップ政権では高いポテンシャルを評価され、カップ戦を中心に、ヨーロッパリーグやプレミアリーグでも出番を得た。
アルネ・スロット監督のもとでもプレシーズンには出場していたが、イタリア代表FWフェデリコ・キエーザを獲得したこともあって、今シーズンはチャンピオンシップのミドルズブラに1年間のレンタル移籍。ストーク・シティ戦では初ゴールを決めた。
まだまだ18歳と、飛躍するためだけの時間が残されているダルリー出身ウィンガーだが、近年問題視されるソーシャルメディアとの付き合い方について明かし、とある試合後の出来事をキッカケに見ることはなくなったと語った。
「リバプールで試合に出始めたとき、ベンチから外れたとき、そして初めて先発出場したとき、SNSを見たり、少し調子に乗りすぎたりすることに陥りがちだ。」
「初めて気づいたのは、自分が良くもなく悪くもなかった試合だった。まず最初にしたことは、ソーシャルメディアにアクセスして、みんなが自分を非難しているのを見ることだった。そのとき、この人たちは仲間じゃないんだと気づいたんだ。」
「彼らは人を持ち上げては、同じように激しく打ちのめす。僕はただ見ない。それが一番簡単なことなんだ。平静を保てるし、見ないことで自分がどの位置にいるのかがよく分かるからね。」
「良いことも悪いことも全部読むと疲れてしまう。何のために？自分が話していることを理解している人たちは、僕と一緒にこの建物にいるんだ。何か意見を聞きたければ、彼らのところに行く。ソーシャルメディアには行かないよ。」