モハメド・サラーとフィルジル・ファンダイクとともに、リバプールとの契約が2025年6月までに迫っているイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドに対して、レアル・マドリードがフリートランスファーでの獲得を狙っている。
スペイン方面のメディアを中心に、イングランド代表で同僚のジュード・ベリンガムとの良好な関係からサンティアゴ・ベルナベウ行きを報じている。一方で、選手側はリバプール残留を優先しているとの話も出回っており、契約締結もしくは破談という最終結果が出た段階で真実が明らかになる。
スペイン紙『Todo Fichajes』によると、リバプールは26歳DFの退団に備える動きを見せており、インテル・ミラノとの契約が1年以内になっているオランダ代表DFデンゼル・ダンフリースに接近しており、後釜に据えることを検討しているようだ。
2021年8月にPSVアイントホーフェンからイタリアに活躍の場を移した28歳のサイドバックは、激しい上下運動で攻守両面で存在感を示す。今シーズンは開幕から途中出場も多く、絶対的なレギュラーになりきれていない上に、契約期間も2025年6月までと迫っていることから、新契約締結に暗雲が立ち込める。
オランダ代表でも60試合に出場し、国際舞台でも経験豊富なディフェンダーだが、アレクサンダー=アーノルドとはプレースタイルは異なる。そもそもリバプールの副キャプテンのようなプレーをする選手を探すほうが難しいが、チーム全体でのプレースタイルの変更は避けられない。
はたして、リバプールにとって、2歳年上の右サイドバックに白羽の矢を立てる未来はあるのだろうか…?