オランダ代表DFフィルジル・ファンダイクが33歳となり、27歳DFジョー・ゴメスにも退団の可能性が浮上しており、リバプールは新たな若手センターバックに熱視線を向けている。この夏にも獲得すると見られていたが、結果的にディフェンダーは誰もチームに迎え入れなかった。
ただし、リバプールが最終ラインの強化を狙うのは理解でき、元サウサンプトンDFとの契約状況によっては喫緊の課題になり得る。スポルティングDFゴンサロ・イナシオら様々な選手との関係が噂されており、継続的に新たな名前も浮上しては消えていっている。
海外メディア『Caught Offside』によると、リバプールはボルシア・ドルトムントに所属する24歳DFニコ・シュロッターベックに関心を示しており、ファンダイクの長期的な後継者として評価しているようだ。
2022年の夏、フライブルクからドルトムントに加入すると、ここまで96 試合6ゴール12アシストを記録。2022年にはドイツ代表デビューも飾っており、17試合でピッチに立ってきた。センターバックに加えて、左サイドバックでもプレー可能。
ブンデスリーガでは一定の地位を築いた24歳のディフェンダーに対しては、レアル・マドリードやアーセナルからの関心が報じられてきたこともあった。リバプールは強豪クラブも狙うセンターバックを確保するため、5000万ユーロの移籍金を準備している。
一部の報道では左サイドバックでもできる左利きのディフェンダーを求めていると言われるリバプールだけに、ヴァイブリンゲン出身のセンターバックは条件に見合った選手になるかもしれない。
はたして、リバプールは来夏、ドルトムントから選手補強に動くのだろうか…?