リバプールのトップチームに昇格してしばらくはスペイン人GKアドリアンに次ぐ、3番手GKとしてチームに帯同したアイルランド代表GKクィービーン・ケレハー。カップ戦などで結果を出し、徐々に序列を駆け上がり、ブラジル代表GKアリソン・ベッカーを支える控えGKの立ち位置を手にした。
いまや2番手に収まらないほどに成長し、アリソンの負傷期間に見せるパフォーマンスは高い評価を得ており、プレミアリーグのほとんどのクラブでレギュラーを任されてもおかしくはない能力を有する。近年は退団の噂が飛び交うものの、リバプールが求める移籍金を提示するクラブは現れなかった。
ただし、来夏にはジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリが加入するため、アンフィールドを離れることが濃厚。現役時代にチェルシーやトッテナムでプレーした元イングランドU-21代表DFジェイソン・カンディは、古巣クラブのチェルシーに欲しい人材であると話した。
「先週末にはっきりしたのは、チェルシーの正守護神はリバプールの2番手GKほどではないということだ。」
「ケレハーのプレーを見るたびに、彼はトップクラスに見える。」
「No.2のGKがピッチに立つと、ディフェンスが少し深く下がったり、バックパスをためらったりすることがある。」
「ケレハーがゴールに入る時はいつでも、ここ1年半から2年の間、カラバオカップでもチャンピオンズリーグでもたくさんプレーしてきたけど、彼は決して場違いには見えない。」
「リバプールは、彼がゴールを守っても弱い印象を与えない。これは大きな褒め言葉だ。」
「もしあなたがリバプールファンなら、ギオルギ・ママルダシュヴィリが来るのは知っているが、ケレハーにも退団してほしくないだろう。彼は2番を背負うにはもったいない。彼を(チェルシーに)欲しい。」
talkSPORT