現役時代には、ラファ・ベニテス監督に請われる形でリバプールに加入。シャビ・アロンソは、スティーブン。ジェラードらとともに中盤に君臨し、世界的なミッドフィルダーに成長した。その後はレアル・マドリードやバイエルン・ミュンヘンで活躍し、引退後はレアル・マドリードやレアル・ソシエダで指導者キャリアを歩んだ。
2022年10月、トップチームでの経験がないまま、バイエル・レバークーゼンの監督に就任。若いチームを蘇らせ、昨シーズンはブンデスリーガを無敗で制し、ヨーロッパリーグでも決勝まで上りつめ、有望な若手監督として名を馳せた。
この夏にはリバプールやバイエルン・ミュンヘン移籍が取り沙汰されるも、レバークーゼンに残留。来年にはレアル・マドリードの指揮官就任が濃厚な元スペイン代表MFは、アンフィールドでの試合を前に、対戦相手として、またクラブOBとしての気持ちを話した。
「クロップがここで取り組んできた様々なことを見てきたけど、スロットも追ってきたし、彼のアプローチも知っている。でも、リバプールのインテンシティと組み合わさっていて、うまく融合しているんだ。だからこそ、プレミアリーグでもチャンピオンズリーグでもトップにいる。」
「すべての面で彼らは本当に強い。プロセスがとてもうまく機能している。監督は3カ月間で素晴らしい仕事をした。ガクポ、ディアス、ツィミカス、ロバートソン、ソボスライ、マック・アリスター。我々にはプランがあるし、90分間で何が起こるか見てみよう。拮抗した戦いにしたいし、いずれわかるよ。」
「数年ぶりにここに戻ってくることができて、とても嬉しい。いつだって特別なんだ。クラブが発展しているのがわかるし、新しいスタンドも驚くほど素敵だ。」
「明日のリバプール戦は間違いなくビッグゲームだ。これ以上のことはないだろうし、楽しみにしているよ。どちらかというと、試合の準備について考えている。」
「私の将来よりも、明日の試合について話そう。両チームの優れた選手について話そう。それが私の頭の中にあることだ。我々にとって、ここに来ることは大きな挑戦となる。」
「現時点でのリバプールは、ヨーロッパでベストではないにせよ、ベストの部類に入るし、プレミアリーグとチャンピオンズリーグでそれを示している。良いチーム、良い監督だ。アンフィールドでの大きなチャレンジ。楽しみだよ。何が起こるか様子を見よう。」