リバプールに加入してから、数々のゴールやアシストを決めてきたエジプト代表FWモハメド・サラーの去就に暗雲が立ち込めている。クラブ側と交渉は継続しているようだが、サウジアラビアは獲得を諦めておらず、移籍金がない分、超大型契約を準備している。
この夏の移籍市場において、イタリア代表FWフェデリコ・キエーザを連れて来たが、いまのところはコンディション不良もあり、プレミアリーグでプレーする機会すら少ない。また、右利きのウィンガーのため、左利きのエジプシャン・キングとはまた違うプレーになる。
海外メディア『E-Noticies』によると、リバプールは右ウイングからカットインもできるタイプのプレーヤーに視線を向けており、ヴァスコ・ダ・ガマに所属するブラジルの新星、18歳FWライアンに関心を持っているものの、バルセロナが争奪戦をリードしているようだ。
18歳にして、ブラジルU-20代表にも選出されており、2024年9月のデビュー戦では初ゴールも奪っている。ブラジルのクラブとの契約は2025年12月までとなっており、ステップアップの時期も近いのかもしれない。
国内リーグにおいて、まだまだ途中出場も多いものの、そのポテンシャルには多くのクラブが注目を寄せる。南米の選手にとって、スペインやポルトガルが移籍先として最有力にも思えるが、はたしてブラジルの逸材はどこに向かうのだろうか…?