バランカスに生まれ、ジュニオールやポルトを経て、2022年の冬にリバプール入り。ここまで100試合を超えて出場し、今シーズンは得点力も向上し、左サイドからの切り崩し以外の強みを発揮。プレミアリーグ開幕から好調を維持する前線を支えるリバプールFWルイス・ディアス。
アルネ・スロット監督もコロンビア代表ウィンガーの実力を認め、レギュラー扱いをしており、リバプールが手放す義理はない。しかし、この夏の移籍市場を通じて、バルセロナやパリ・サンジェルマンからの関心が報じられてきた。
スペイン紙『SPORT』によると、27歳の左ウィンガーはアンフィールド退団が近づいていたものの、オランダ人指揮官やクラブ側からの説得もあり、リバプールに残留することを決めたようだ。
2027年6月まで契約を残しており、選手だけの意思では退団はできない。さらに、ユルゲン・クロップ監督の時代からチームの主力を張ってきただけに、本当にリバプールから離れることを考えていたのかは誰にも分からない。
最近では、レッズが同選手をマージーサイドに留めるためにも、新たな契約の準備を進めているとも言われている。もしも新契約を締結した場合には、大幅な給与アップを得ることになり、チーム内でもトップレベルの週給になることは間違いない。
今回の報道が真実にせよ、嘘にせよ、コロンビア代表FWはスロット監督のプレースタイルにも馴染み、センターフォワードとしても新たなキャリアを歩み始めたところ。サポーターとしては早めに契約更新し安心させて欲しいが、はたしてディアスの今後はどうなるのだろうか…？