アルネ・スロット監督の指揮のもと、リバプールはプレミアリーグ開幕戦から好調を維持。ノッティンガム・フォレストに敗れたものの、現時点で首位に立っている。チャンピオンズリーグでも唯一の全勝で、全体のトップで折り返した。
各ポジションに最低でも2枚のトップレベルの選手を揃えているものの、モハメド・サラーやフィルジル・ファンダイク、トレント・アレクサンダー=アーノルドらは契約問題に揺れ、30歳を超える選手たちの世代交代も視野に入れないといけない。
フランス紙『L’Équipe』によると、リバプールはフランスU-23代表MFラヤン・チェルキ獲得に向けて、オリンピック・リヨンに対し問い合わせを実施したようだ。過去にも関心の噂が取り沙汰されている一方で、選手本人はレアル・マドリード移籍を優先しているとも伝えられている。
現在のクラブのアカデミーで育ち、2020年にはトップチーム昇格。これまで152試合で19ゴール28アシストを挙げてきた。攻撃的ミッドフィルダーや左右のウィンガーとしてもプレーでき、21歳のフランス代表MFには強豪クラブが関心を寄せている。
今シーズンもレギュラーを任させており、11試合を終えた時点で2ゴール3アシストを記録。この夏には、オリンピックのフランス代表にも招集され、アンダーカテゴリーではどの世代も代表に選ばれてきた才能豊かなアタッカーだ。
スペイン行きの途中駅のような移籍になるが、フランスの次世代を担うかもしれない攻撃的なミッドフィルダーはアンフィールドに降り立つのだろうか…?