リバプールMFナビ・ケイタは残留希望?クロップ監督にとっては、悩ましい移籍市場を過ごすことに…

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Naby Keita “wants to stay” – but Klopp faces a big decision this summer チーム

オランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムが今夏で契約満了に伴い、フリーでバルセロナへの移籍が濃厚。ジョーダン・ヘンダーソンも加齢からか負傷回数も多くなってきており、ジェームズ・ミルナーもまた1年歳をとる。直近の数シーズンで激しいプレッシングを担ってきた中盤にも世代交代の波が押し寄せている。

カーティス・ジョーンズの台頭は好材料だが、チアゴ・アルカンタラはいまだプレミアリーグへの適応に時間がかかりそう。アレックス・オックスレイド=チェンバレンは何度か大きな怪我をしており、今季は本調子へ戻るのに苦労している。ファビーニョはセンターバックでのプレーを求められ、中盤での起用は決して多くない。

負傷者が続出した今シーズンにおいて、ギニア代表MFナビ・ケイタも期待外れのシーズンを送っている。2018年にRBライプツィヒから加入した同選手は、約5200万ポンド(約72.8億円)と言われる移籍金に見合ったパフォーマンスを披露できていない。

リバプールではここまで76試合7ゴール4アシストと、数字面でも物足りない。また、怪我も多く、離脱と復帰を繰り返しており、安定的な稼働すらできていない。プレミアリーグやリバプールの戦術にも完璧にフィットしているとも言いがたく、ユルゲン・クロップ監督を悩ませている。

そろそろ見限られても不思議ではない時期に差し掛かっており、チャンピオンズリーグ出場を逃した場合には大規模な入れ替えが実施される可能性があるかもしれない。今年の夏で、リバプールとの契約が2年を切る。十分な移籍金を得るために、またフリーでの移籍を早めに避けるために、今夏ないし来冬での売却を考え始める時間が迫っている。

中盤での序列が下がり続けるナビ・ケイタだが、来シーズンも引き続きアンフィールド残留を希望しており、スタメンの座を奪取するために戦い抜く決意である…と、『The Athletic』が報じている。一方、時間的な猶予が差し迫っていることも理解しているようだ。

ワイナルドゥムの退団で中盤の枚数が1枚減るわけだが、後釜の獲得報道が継続的に出てきており、いま以上に熾烈なポジション争いに巻き込まれる確率も高い。すでに3シーズンを過ごしているものの、大きな改善があまり見れらない。レスター・シティからの興味も噂されており、移籍資金を増やすために放出を容認する確率も否定できない・

オランダ代表の後釜の他にも、センターバックやフォワードと強化すべきポジションはたくさんあり、資金は多いに越したことない。ディボク・オリギやシェルダン・シャキリ、ハリー・ウィルソン、マルコ・グルイッチ、南野拓実ら放出が予想される選手たちを売却しても多くは望めず、中でもギニア代表MFは高値での売却が期待できる。

はたして、クロップ監督含むリバプール首脳陣はどのような判断を下すのだろうか?非常に興味深い移籍市場がこの夏に待ち受けている…

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