現在アル・アハリに所属する元イングランド代表FWイヴァン・トニーとともに、プレミアリーグの大舞台におけるブレントフォードの躍進を支えてきたカメルーン代表FWブライアン・ムベウモ。今シーズンも13試合を終えて時点で、8ゴールを挙げており、チームの攻撃を引っ張り続けている。
英『The Sun』によると、リバプールとニューカッスル・ユナイテッドが同選手に対して関心を示しており、早ければこの冬の移籍市場にも争奪戦が展開される可能性があるようだ。ただし、所属クラブはシーズン途中の放出には否定的であるとも伝えている。
エジプト代表FWモハメド・サラーの契約問題に加えて、来年の夏には33歳になるため、新たな右ウィンガーの確保が噂されてきた。事実、ブレントフォードのウィンガーの名前も頻繁に取り沙汰されていた。
プレミアリーグでの出場数は “100” を超え、右ウィンガーとしての地位を確立している。年齢も25歳になり、ステップアップには適切なタイミング。来夏の移籍市場には、残りの契約期間が1年を切るため、契約更新をしない前提の場合、高値で売却する最後のチャンスとなる。
フィジカルにも長け、脅威的なスピードを兼ね備えるアタッカーは、エジプシャン・キングの後継者になり得る存在だろう。ディフェンス面でも献身性もあって、アルネ・スロット監督が目指すサッカーに適応できる可能性は高い。
他方、ニューカッスルは元イングランド代表FWカラム・ウィルソンをトレード要員に準備しており、評価額5000万ポンドとも言われるカメルーン代表のウィンガー確保を狙っているそうだ。
2026年までの契約で、来年の夏には値下がり必須のアタッカーだけに、両クラブがシーズン途中で動くとは考えにくい。リバプールにとっては、他にも数多くの選手との関係が報じられており、誰に全ベットするかを検討しているはず。
はたして、25歳のフランス出身フォワードは来季、別のクラブでプレーすることになるのだろうか…?