昨年の夏、2029年6月までの長期契約を結ぶ前には、リバプールからの関心も報じられていたイングランド代表DFレヴィ・コルウィル。センターバックとして、左サイドバックとしても高いレベルのパフォーマンスを披露できる将来を嘱望されるディフェンダーだ。
足元の技術にも長け、左足が利き足という希少性も相まって、オランダ代表DFフィルジル・ファンダイクの後継者とも目された若きセンターバックだが、“初めて憧れの選手と対戦したのはいつですか?” と質問されると、リバプールDFの名前を挙げ、昨シーズンの出来事を赤裸々に語った。
「昨シーズンのリバプール戦かな。フィルジル(・ファンダイク)と初めて対戦したんだけど、彼をボックス内でマークしていたのが印象に残っている。」
「彼が僕に何か言って、僕はうっかり “黙れ” とか言い返しちゃって、彼は “この子供は誰だ?” みたいな顔をしていた。僕は “ああ、彼に無礼をはたらいちゃった” って感じがしたんだ。」
「それは仕方ない。彼を見ていると、自分もあんなふうになりたい、できることなら成長してもっと上を目指したいと思ってしまうんだ。」
TNT Sports
セルティックやサウサンプトンを経て、アンフィールドに移籍した33歳のベテランセンターバック。プレミアリーグやチャンピオンズリーグも制覇し、名実ともに世界トップクラスのディフェンダーとして君臨し、コルウィル以外にもそこを目指す選手は多いはずだ。
コルウィルがリバプールに移籍する世界線こそなくなったものの、スタンフォード・ブリッジやアンフィールドで今後あるであろう直接対決には注目が集まる…