リバプールとの契約が最終年になっているエジプト代表FWモハメド・サラー。水面下ではクラブと代理人との交渉が続いているものの、現時点では合意に至っておらず、契約延長オファーは提示されていない。
エジプシャン・キングはこれまでもメディアに対して、リバプール残留を希望していることなど注目発言を行ってきた。そして、先日のサウサンプトン戦後には、いまだにオファーがないことを明かし、残留よりも退団に近づいているという内容のコメントを残した。
アルネ・スロット監督は今回の意味深な発言を受け、契約状況について共有することはないと前置きした上で、エジプト代表の右ウィンガーの活躍ぶりには信頼を寄せている旨を明かした。
「みんながこのことを私に話してくれるけど、何度も言っているように、私たちはこのこと(契約交渉)について共有することはないし、少なくとも私は共有することはない。」
「ただひとつ言えるのは、ラインナップを見てみると、モウは “アウト” よりも “イン” が多い。だからこそ、この言葉を伝えることができるんだ。」
「間違いなく、我々は彼の数字が今の状態にあることを望んでいる。それはモウのこれまでの活躍であって、今も維持している成績で、それはポジティブなことだ。」
「これまでの彼のパフォーマンスを見れば、彼の気を散らせるとはまったく思わないし、むしろ彼の能力を最大限に引き出しているのかもしれない。他の選手と同じように、私が彼に期待していることを話しているし、彼は今いい状態にある。」
「彼のコメントに気を取られているわけではないし、チームメイトもそうだとは感じていない。メディアに取り上げられるのはいいことだ。」
「彼が気が散っているとはまったく思わない。(9月の)マンチェスター・ユナイテッド戦の後、彼が何かコメントしたのを見たことがないし、(今月上旬のブライトン戦の後)記者たちが教えてくれた(SNSへの)投稿の後にも見たことがない。」