アルネ・スロット監督が指揮するようになり、初めてのマンチェスター・シティとの対戦はアンフィールドで開催された。リバプールはプレミアリーグとチャンピオンズリーグの両方で首位を走る一方で、シティはゲーム前までで6戦で1分5敗と最悪な状況で大一番を迎えた。
試合は序盤からリバプールのペース。1点で折り返した前半だったが、複数得点を奪っていてもおかしくはない試合展開だった。後半はプレスのペースを緩めたホームチームだが、ペナルティエリア内では仕事をさせず、カウンターからPKを奪取し、リードを2点に広げた。
そのまま試合を終えたリバプールは、シティとの勝ち点差を “11” に広げ、2位アーセナルとの差も “9” に拡大した。昨シーズンまでウェストハム・ユナイテッドを率いたデイヴィッド・モイーズは、重要な試合で存在感を示したオランダ代表DFフィルジル・ファンダイクを大絶賛した。
「マンチェスター・シティ戦での彼のパフォーマンスは全体的に素晴らしかった。プレー全般とポジショニングがね。リバプールのセンターバックがあまり歩き回るのを見なかった。」
「彼はボックス内に入ってくるボールをうまく処理していた。ポジション的には、コーナーの守備であれ、ボールのクリアであれ、彼の良さは誰もが知っていることだが、今日は彼が必要とされたときに、その力を発揮したと思う。」
「マン・シティはあまり背後からボールを打ってくることはなかったが、そうなったときのファンダイクのカバーリングは見事だった。彼はゲームを読む能力に長けているし、あらゆる面でトップディフェンダーだ。でも、私にとっては基本が大事なんだ。」
「試合を通じてハーランドと戦い、必要なときにはボックスを守り、必要なときには高い位置でプレーした。ヘディングのチャンスも何度かあった。彼は今日、両方のボックスで大きな助けとなった。」
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