アルネ・スロット監督にとって初めての夏、リバプールは守備的ミッドフィルダーを最優先ターゲットに掲げ、レアル・ソシエダMFマルティン・スビメンディ獲得に迫った。移籍が成立することはなかったが、依然として関心を示しているとの報道が散見される。
一方で、移籍マーケット期間以降にも様々なミッドフィルダーに対する興味も報じられており、攻撃的や守備的問わず、活躍するリーグも異なる。これまで噂に挙がった選手たちを並べるだけでも長いリストが完成するが、そこに新たな選手の名前が加わった。
スペイン紙『Fichajes』によると、マージーサイドのクラブはアスレティック・ビルバオで中心的な役割を担うスペイン代表MFオイアン・サンセトに熱視線を向けており、獲得に乗り出す可能性があるようだ。
24歳ミッドフィルダーは、同クラブのユースを経て、2020年からはトップチームに合流。今シーズンも中盤のレギュラーとして活躍しており、ラ・リーガやヨーロッパリーグを通じて、16試合が終了した時点で8ゴールを挙げている。
メインポジションは攻撃的ミッドフィルダーで、今季のゴール数はすでに昨季のトータルを超えており、ゴール前での得点力に磨きがかかっている。
ただし、問題は契約期間が2032年6月までと長期間残っており、リリース条項も8000万ユーロに設定されていること。値引きはほぼ不可能に近く、リバプールがひとりの選手に対して、同額以上を提示するとは考えにくい。
はたして、レッズはスペイン代表のミッドフィルダーへの関心をより具体的なものにするのだろうか…?