昨シーズン、少し身体が重たそうな印象もあったエジプト代表FWモハメド・サラーだが、アルネ・スロット監督に変わった今季はキレを取り戻した。自慢の上半身の強さを活かしつつも、ドリブル突破の鋭さは増し、ゴールやアシストの精度は相変わらずだ。
依然としてチームのエースとして攻撃陣を引っ張り続けるエジプシャン・キングだが、リバプールとの契約は最終年に突入しており、その去就には注目が集まっている。
2022年の冬、アンフィールドに加入したコロンビア代表FWルイス・ディアスは、入団直後からサラーともレベルの高いコンビネーションを見せた。今シーズンはゴール前での得点力も増しつつある27歳のウィンガーは、同僚の右ウィンガーとのプレーは特権だと語った。
「彼の数字は驚異的だ。並外れた選手だ。良いプレーをしようという気にさせてくれる選手。彼と一緒にプレーすることで、彼から多くのことを学ぶことができるし、それは特権でもある。だから、彼が成し遂げたことは、僕にとってもとても喜ばしいことなんだ。」
「これは今日や昨日だけのことではない。何年も、何シーズンも、彼は同じことを続けている。これからも同じことを続けるに違いない。」
TNT Sports Mexico
この夏には、リバプール退団の噂も飛び交ったコロンビア人アタッカーは、センターフォワードにも挑戦。巧みなテクニックでのボール保持や周りとの連携、裏への抜け出しなど異なったポジションでもレベルの高さを見せ付けている。
リバプールの好調を牽引する2人のアタッカーだが、ともに切磋琢磨し、アンフィールドに栄冠をもたらしてくれるだろうか…?