ハル・シティからアンフィールドに移り、いまや世界的な左サイドバックとして名を馳せるスコットランド代表DFアンディ・ロバートソン。今シーズンは年齢からか、疲れからか、コンディションが安定していない。
控えDFコスタス・ツィミカスもたびたび怪我で離脱し、レギュラーを奪い去るほどのパフォーマンスを見せられていない状況が続く。平均年齢も高まっており、メディアでは同ポジションの新戦力になり得る選手が取り上げられている。
現役時代はリバプールやフラムで活躍した元イングランド代表MFダニー・マーフィーは、左サイドバックにおける競争の必要性を語り、現時点で移籍の噂が取り沙汰されている選手たちをそれぞれ評価した。
「アンディ・ロバートソンはリバプール史上最高の左サイドバックの一人だ。」
「長年にわたる彼の安定感は驚異的だ。」
「意欲、リーダーシップ。彼はドレッシングルームでも人格者だし、みんなが思っているほど年を取っていない。彼にはまだ時間が残されている。」
「リバプールは左サイドバックのカバーが必要で、彼と競い合い、我々が知っているようなレベルに達することができる選手を獲得するか、彼を追い越し、新しい左サイドバックとなることができる選手を獲得するかの選択を迫られていると思う。それはスカウトチームが決めなければならないことだ。」
「私が選ぶとしたら、アルフォンソ・デイヴィスだ。」
「世界最高の左サイドバックになる可能性を秘めていると思う。」
「アルフォンソ・デイヴィスは他所へ行くという噂もあるし、難しいね。他の2人（アントニー・ロビンソンとミロシュ・ケルケズ）のうち1人は、本当にいい競争相手になると思うし、試合数が多いので、試合に出られないということはないだろう。」
「フラムのロビンソンは本当に好きだよ。何度も見てきたし、左サイドバックの実力者だと思う。リバプールがあの年齢の選手を獲りに行くのであれば、後々売り込む価値という点でも、彼は条件に当てはまらない。」
「ケルケズはもう少し若い。ロバートソンから学び、他のコンペティションでも出場機会を得られるかもしれない。だから、その方が現実的だろう。」
「リバプールのスカウトチームについて私たちが知っているのは、彼らはダイヤモンドの原石を見つけるのが本当にうまいということだ。いつも耳にすることのないような選手や、明らかな選択肢ではないけれど、定着した選手になるような選手をね。ロバートソンには競争が必要だと思う。」
MyBettingSites