エジプト代表FWモハメド・サラーがベテランの域に差し掛かっており、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスの去就にも暗雲が立ち込めている。さらには、コロンビア代表FWルイス・ディアスとの契約更新にも手こずっており、イタリア代表FWフェデリコ・キエーザも本領発揮はまだまだ先だ。
来シーズン向けて、フォワード陣のテコ入れおよび若返りを狙うリバプールは、世界各国で結果を残すストライカーに目を向けていると報道が流れる中、ボーンマスで活躍するガーナ代表FWアントワーヌ・セメンヨもターゲットのひとりとして挙げられている。
海外メディア『The Northern Echo』によると、リバプールは同選手との契約を前に進めるため、現在ミドルズブラにレンタル中のスコットランド代表FWベン・ドークを交換要員に含める計画を立てているようだ。
19歳のスコットランド人ウィンガーは、チャンピオンシップで評価を高めており、イプスウィッチ・タウンやクリスタル・パレスらが獲得オファーを出したとも言われる。レンタル先での去就が不透明になっており、今回の報道でさらにその不透明度は増している。
25歳のロンドン出身ウィンガーは、今シーズン21試合で6ゴール3アシストを記録し、プレミアリーグでも上位争いに食い込んでいるクラブの主軸を担っている。パワフルなドリブルやゴールに迫る勢いは魅力的で、左右のウイングでプレーできる点もメリットが大きい。
ボーンマスは出来る限りガーナ代表フォワードを手放したくないと意気込んでいるが、バイタリティ・スタジアムの上層部の間では、リバプールのようなクラブから正式なオファーがあった場合、自分たちが弱い立場になりかねないという認識があるようだ。
2022年にガーナ代表でデビューして以来、21試合でピッチに立ってきた25歳のアタッカーは近くアンフィールドに新天地を求めることになるのだろうか…?
そして、ベン・ドークは逆の方向に移籍することになるのか…?