リバプールとマンチェスター・ユナイテッドはともに、左サイドバックや左ウイングバックとして、若くて才能のある選手を探している。アンディ・ロバートソンが衰えつつある選手であることを認め、今シーズンは対応に苦しみ、試合にとっては守備の穴になってしまっている。
一方、マンチェスター・ユナイテッドは、ルベン・アモリム監督が好む3-4-3フォーメーションにおいて、左ウイングバックの役割を完璧にこなせる選手を求めており、両クラブのリストには、ボーンマスDFミロシュ・ケルケズの名前があると信じられている。
海外メディア『The i Paper』によると、ハンガリー代表の左サイドバックはマンチェスター・ユナイテッドからの誘いを蹴って、リバプールに移籍する見込みだという。また、アンフィールドへの移籍が迫っているものの、実際に移籍が実現するのは夏になってからのようだ。
この冬の移籍市場において、ボーンマスはアルゼンチンU-23代表DFフリオ・ソレルを獲得。21歳のハンガリー人ディフェンダーの後任を確保したが、シーズン途中に主力選手を手放すことを拒否しており、半年間は待たなければならないとも伝えている。
2023年の夏、AZアルクマールからプレミアリーグに挑戦した若きサイドバックだが、すでに50試合以上でピッチに立っている。今シーズンはさらに評価を高めており、上位争いに食い込むクラブの原動力となっている。
はたして、ヨーロッパでも屈指のポテンシャルを有するハンガリー代表DFは、同国代表のキャプテンでもある24歳MFドミニク・ソボスライと共闘することになるのだろうか…？