フラムからリバプールに加入した当初は、右ウィンガーとして将来が有望視されていたイングランドU-21代表MFハーヴェイ・エリオット。ブラックバーンでは1年間のローン移籍でさらなる成長を手にし、ユルゲン・クロップ監督によってミッドフィルダーにコンバートされた。
小柄ながらもボール扱いに優れ、チャンスメイクや組み立てにも高い能力を発揮。右ウイングでもプレー可能で、柔軟性も持ち合わせる。しかし、アルネ・スロット監督の指揮するチームでは、満足いくほどのプレー時間を得られていない。
ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライが抜群のパフォーマンスを見せている影響もあるが、ベンチを温める時間が多いのは事実。最近は移籍の噂も飛び交うものの、21歳の攻撃的ミッドフィルダーは、アンフィールドに残って、レギュラーを掴み取りたいと野望を明かした。
「リバプールは僕のクラブで、リバプールは僕のチームだ。自分の居場所を求めて戦いたい。」
「可能な限り、必要なことをし、チームを助けるつもりだ。それを達成するための努力、ハードワーク、意欲を注ぐかどうかは自分次第だ。僕は諦めない。何が起こるかわからない。」
「（スロット監督とは）ただのフレンドリーな会話だよ。もっと試合に出るために、何か見せなきゃいけないこと？具体的に取り組むべきこと？そういう会話をしたことはある。」
「僕だけでなく、思うようにプレーできていない他の選手も同じようなことをしているだろう。僕は落ち着いてチャンスを待つ必要がある。」
「シーズン当初は怪我で離脱していた。入ってすぐにプレーできるとは思っていない。できる限りチームを助けたい。クラブを助けたい。できることはすべてやるよ。」
「フィジカル的にね。今のチームを見ると、スプリントの距離や、常に走り回っている…もう少し改善できるような気がする。」
「チームにはスプリントが得意な選手がいる。例えば、ダルウィンやカーティス（・ジョーンズ）は、常にプレスをかけ、常に走り回っている。僕にもできることだけど、もっとリズムをつかんで効果的にやるようにしなければならない。ただ単に走るために走るのではなくね。」