リバプールに生まれ、地元クラブのアカデミーを駆け上がり、ユルゲン・クロップ監督とともにアンフィールドで一時代を築いたイングランド代表DFトレント・アレクサンダー＝アーノルド。副キャプテンまで上り詰め、世界的な右サイドバックにまで成長した。
所属クラブとの契約が今シーズン限りになっている同選手は、レアル・マドリードから猛烈なアプローチを受けており、来シーズンにプレーするクラブがどこになるのか注目が集まる。
26歳のディフェンダーは、まだ決断を下しておらず、両クラブとの交渉が続く。かつてリバプールやイングランド代表で右サイドバックとして活躍したグレン・ジョンソンは、長引く話し合いを踏まえ、マージーサイドのクラブは自信を失い始めていると指摘した。
「リバプールがトレント・アレクサンダー＝アーノルドを引き留める自信があるとは思えない。長引けば長引くほど、その可能性は低くなる。」
「彼らはリーグ優勝するかもしれないし、トレントは地元の若者だ。彼らにとって有利なことはたくさんある。」
「とはいえ、正直なところ、どのチームもトレントとフリーで契約したいと思っている。もし、彼らがトレントを引き留める確信があるとは言い難い。」
「リバプールは、彼の決断を揺さぶるために、まだやっていないようなことができるとは思えない。以前ほどキャプテンシーに重みがあるとは思えないし、今やピッチの上ではすべての選手がキャプテンだ。彼がどれだけここに残りたいか、そしてキャリアの次のステージに進みたいかどうかにかかっている。」
「もしも、レアル・マドリードとリバプールの両方から、まったく同じ契約が彼の目の前にあったとしたら、それは本当に、その選手が何を望むかということだ。」
「トレントは超プロフェッショナルだ。ピッチ上では何の影響もないと思うが、マドリード移籍の可能性は彼の頭をよぎるだろう。当然、マドリードでプレーしたいと思うだろうし、マドリードから声がかかれば、注目されるはずだ。」
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