ユルゲン・クロップ監督の後継者として、リバプールを率いるアルネ・スロット監督はプレミアリーグとチャンピオンズリーグの両方で好調を維持し、カラバオカップやFAカップまで勝ち残っており、4冠のチャンスがある。
高い修正力で、後半に得点も多いマージーサイドのクラブ。ドイツ人指揮官時代よりもディフェンスにも安定感がもたらされている。最近は失点が嵩んできた印象もあるものの、勝負強さを見せて、勝利を積み重ねている。
現役時代にはチェルシーやバイエルン・ミュンヘンで活躍した元ドイツ代表MFミヒャエル・バラックは、今シーズンのチャンピオンズリーグの優勝者を予想し、現時点で唯一の全勝でトップに位置するリバプールが有力であると語った。
「ここまでのパフォーマンスから判断すると、レアル・マドリードは最有力ではない。」
「チャンピオンズリーグで圧倒的な強さを見せているリバプールだろう。」
「ユルゲン・クロップ時代が終わりを告げた後、アルネ・スロットがどのようにチームを引っ張っていったかには驚かされた。」
「クロップのような偉大な選手や、私が以前所属していたチェルシーのジョゼ・モウリーニョのように、ユニークなことを成し遂げた人物に続くのは、常に倍難しい。」
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新たなフォーマットで、今後どのようになるかも予想しにくいだけに、ここまでの内容が意味をなさない可能性もある。とはいえ、リバプールの強さはイングランド国内でも証明済みで、ヨーロッパでも粘り強さを発揮。
シーズン後半戦に向けては、疲労感や負傷者との戦いも待ち受けている。オランダ人指揮官率いるリバプールは、このままの調子でヨーロッパの頂点に立てるのだろうか…?