モハメド・サラーやフィルジル・ファンダイクらの長期的な後継者を獲得するのではと言われ続けたリバプールだが、昨夏にはジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリやイタリア代表FWフェデリコ・キエーザをチームに迎えたのみで、この冬も大きな動きを見せなかった。
プレミアリーグで好調を継続しており、各ポジションに2名以上の選手を揃えており、緊急補強は必要ない状態だったものの、アルネ・スロット監督のプレースタイルに苦戦している選手や、年齢に伴いパフォーマンスが少し低下している選手もいるのは事実だ。
選手時代にはリバプールの副キャプテンまで務めた元イングランド代表DFジェイミー・キャラガーは、古巣クラブが向上すべきポジションに触れ、この夏の移籍市場で補強に動くだろうと期待をのぞかせた。
「リバプールのチームには、もっと改善できる部分がある。でも、それは夏に向けてやるべきことだと思う。センターフォワードは改善が見込めるポジションだ。攻撃的ミッドフィルダーもそのひとつだと思う。左サイドのディフェンダーもね。」
「もしそれらの選手が今すぐにでも獲得できるのであれば、攻撃的な選手は十分な人数がいるから、彼らがやるとは思えない。でも、左サイドバック、あるいは左サイドのセンターバックか左サイドバックが必要だと思う。でも、きっとこの夏に来るだろうね。」
「だけど私としては、この8年から10年の間に彼らがやってきたことに、それほどの信頼を寄せているんだ。たとえ買うべきだと思っても、リバプールの動きを見て、彼らの方が私より詳しい。ファンは皆、選手が入ってくることに興奮するものだが、私はリバプールがもう一人のディフェンダーを獲得することを望んでいる。しかし、彼らの実績がそうであることを物語っているのだから、彼らが何をしているのか理解しているのだと信じている。」
Sky Sports News