アンディ・ロバートソンの控えとして、長らく左サイドバックを支えたギリシャ代表DFコスタス・ツィミカス。ガッツ溢れるプレースタイルに加えて、左サイドから上げる正確無比なクロスで決定機を演出する。
レギュラーを脅かすほどではないものの、天真爛漫な性格はチームに明るさをもたらし、モハメド・サラーや昨季まで在籍していたチアゴ・アルカンタラら大物にも分け隔てなく喋りかける姿はよくメディアで取り上げられていた。
アルネ・スロット新監督の登場で、昨シーズンとは異なるプレースタイルを求められる同選手だが、オランダ人指揮官には全幅の信頼を寄せており、チームの調子に自信にのぞかせている。さらに、アンフィールドでの生活が楽しすぎるとも口にしている。
「自信がある。監督は僕のことを信じてくれている。」
「僕がプレーするとき、彼はいつもそばにいてくれるし、僕のためにベストを尽くしてくれることをいつも示してくれる。」
「監督と、みんなと、ここにいるのは本当に楽しいよ。プレーしているとき、ゴールを決めたとき、いつも僕の顔には笑顔が溢れている。」
「僕にとって良いことを言うのは大きなことだけど、いつも言っているように、ピッチこそが自分の姿を映す鏡なんだ。簡単なことなんて何もない。本当に本当に幸せだし、できる限り何年でもこの仕事を続けるつもりだ。」
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シーズン後半戦に向けて、過密日程かつ対戦相手が強くなるトーナメントを勝ち上がらなければならない。そのためにも、控え選手たちの躍動が欠かせず、ギリシャ人ディフェンダーの奮起も必要不可欠。
はたして、ツィミカスは今後もチームに貢献し、プレミアリーグやチャンピオンズリーグ優勝に導けるだろうか…?