プレミアリーグだけではなく、世界的にも豪華なフォワードが揃うリバプール。稀代の点取り屋、モハメド・サラーが攻撃陣を引っ張りつつ、左ウイングからはコーディ・ガクポやルイス・ディアスがゴールを狙う。
中央にはディオゴ・ジョッタやダルウィン・ヌニェスとタイプが異なる選手がおり、今シーズンからはイタリア代表FWフェデリコ・キエーザも加わった。ところが、アルネ・スロット監督は何人かの選手のパフォーマンスに満足していないと、英『Anfield Watch』が報じた。
同紙が指摘したのは、4選手。一人目はサウジアラビアからの関心が伝えられるウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス。8500万ポンド以上のオファーがあれば、この冬にも売却していたとも言われ、3年間の在籍を経て、関係を断ち切るのに最適な時期であると考えているようだ。
2人目は、コロンビア代表FWルイス・ディアス。バルセロナ移籍も噂される28歳のアタッカーは今季開幕から得点を重ねていたものの、最近は決定率が減少。それ以外での働きには満足しているが、得点力の低下にフラストレーションを抱えていると伝えた。
また、契約更新の話が進んでいるとのリーク情報が出回っているにも関わらず、合意の吉報は正式発表されておらず、そうした点も退団に拍車をかけている。
そして、ディオゴ・ジョッタの去就も不透明になっている。コンディションが整えば、リバプールで最高のセンターフォワードであるものの、頻繁に負傷で離脱するシーズンを繰り返しており、1年間を通してトップフォームを維持した記憶はない。
ポルトガル代表FWに対しては、海外からの関心も存在しており、オファー金額次第では、アルネ・スロット監督やリチャード・ヒューズSDが売却にGOサインを出す可能性があるそうだ。
最後に、フェデリコ・キエーザの名前も挙げ、シーズン前半でほとんど出番を得られておらず、後半戦においても重要な試合ではプレー時間を得られていないため、適切なオファーが届けば、前向きに放出を考えるであろうと指摘した。
他にも、モハメド・サラーが契約満了で退団する可能性が残されており、まさに前線の陣容が刷新されるかもしれない。
ただし、一気に選手を入れ替えるとは思えず、多くても2名程度の入れ替えに留まると予想するが、はたして…?