エジプト代表FWモハメド・サラーが得点とアシストを量産し、プレミアリーグのランキングで両方ともトップに立っている。左ウイングからはオランダ代表FWコーディ・ガクポも多くのゴールを挙げており、ルイス・ディアスもシーズン前半戦には高い決定力を見せ付けた。
しかし、後半戦に入って、ディアスはゴールから遠ざかっている。ディオゴ・ジョッタも負傷の離脱からコンディションが戻り切っていない印象で、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスは前線で活き活きとしてプレーを見せられていない。
アーセナルがポルトガル代表アタッカーに、サウジアラビアがウルグアイ人フォワードにそれぞれ関心を示しており、この夏に向けた人員整理のリストに含まれているとも言われる。その代役として、リバプールは多種多様なストライカーに注目しており、ニューカッスル・ユナイテッドのスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクもターゲットのひとりに挙げられている。
海外メディア『TEAMtalk』によると、プレミアリーグでも自慢の得点力を見せ付けている25歳のストライカーは、アンフィールドでのプレーにも前向きで、チャンピオンズリーグでの活躍を夢に見ているようだ。
今シーズンも28試合を終了した時点で、19ゴールを決めており、上位争いを繰り広げる所属クラブの攻撃を牽引。圧倒的な決定力に加えて、センターバックと戦いながらもボールをコントロールし、味方との連携にも秀でており、アルネ・スロット監督が求める人材だ。
しかし、アーセナルも強い関心を示しており、争奪戦が勃発する可能性がある。加えて、2028年6月まで契約を結んでいるため、法外な移籍金が要求されるのは目に見えている。もしもヌニェスを高値で売却できればあり得ない話ではないが、実現可能性は低そうだ。
はたして、どのクラブにとっても即戦力となるスウェーデン人フォワードは来季、プレミアリーグの別のクラブでプレーすることになるのだろうか…?