アルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスをアトレティコ・マドリードに売却したマンチェスター・シティだが、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドに負担がかかり、ゴール数に間しては彼に頼らざるを得ない状況に陥った。
シーズン前半戦は特に、ウィンガーや攻撃的ミッドフィルダー陣が軒並み決定機を決めきれず、守備陣も崩壊し、これまでにない姿を晒してしまった。シティは今冬、チームを復活させるために積極的な補強を実施し、エジプト代表FWオマル・マーモウシュは目玉選手としてプレミアリーグに初めてチャレンジしている。
ヴォルフスブルク時代には高い決定率を誇り、ハーランドの代役かつ共存が求められる中、ニューカッスル・ユナイテッド戦では早速ハットトリックを達成。好調なマンチェスター生活をスタートさせている。
エジプト代表の先輩で、プレミアリーグでも先輩のリバプールFWモハメド・サラーは、同国代表の選手がイングランドで新たな挑戦に取り組んでいることに喜んでいるかと質問されると、今後も多くのエジプト人選手が活躍することを願っていると語る一方で、マーモウシュは弟的な存在だとも告白した。
「もちろん。願わくば、近いうちに多くの(エジプト人)選手が最高レベルでプレーするようになるだろう。僕らには文化があるし、才能ある選手もたくさんいる。」
「彼らは最高レベルでプレーできるだろう。ただ、メンタリティーを少し変えて、ヨーロッパの文化に適応する必要がある。ここは僕たちの文化とはまったく違うからね。オマルのことはとても嬉しいし、他にも多くの選手が加入してくれることを願っている。」
「彼は弟のような存在だよ。彼には、何か必要なときはいつでもそばにいると言ってあるんだ。」
「何度か連絡し合っているし、代表チームでもいつも話している。僕らの関係は良好だよ。」
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