レアル・マドリード移籍か、リバプール残留か。今シーズンで契約満了となるイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドはクラブ側と交渉を続けているものの、その去就はまだ不透明なままだ。
北アイルランド代表DFコナー・ブラッドリーが控えを務めており、好パフォーマンスを見せているが、負傷で離脱している期間も多い。もしも世界的な右サイドバックがアンフィールドを離れることになれば、レギュラー争いができるディフェンダー確保は避けられない。
ブラジル紙『UOL』によれば、リバプールは昨年からフラメンゴで活躍する21歳DFウェズレイ・フランサに関心を示しており、今夏に開催するクラブ・ワールドカップ終了後に非公式アプローチを行う準備を進めているようだ。
2023年にフラメンゴU-20から昇格し、113試合に出場を果たしている。ブラジル国内で右サイドバックとして着実に評価を高めている。ボーンマスからはオファーが届いたが断っており、アストン・ビラも熱視線を送っている。
フラメンゴは少なくとも3000万ユーロを要求すると見られ、プレミアリーグ勢であれば問題なく支払える。ただし、代表経験もなく、国際舞台でのプレー回数も多くはない選手だけに値段設定が高額な印象も受ける。
他にもロシアのゼニトからもオファーが届いたブラジルの若きディフェンダーは、この夏にヨーロッパのリーグにステップアップを果たすのか…?