ドミニク・ソボスライやアレクシス・マック・アリスター、遠藤航、ライアン・フラーフェンベルフが加入し、中盤の世代交代に成功したリバプール。彼らにとって2シーズン目となる今季もチームの主軸として活躍し続ける。
中盤の刷新を狙っていた頃、マージーサイドのクラブはインテル・ミラノMFニコロ・バレッラへお関心も噂されてきた。今シーズンも同クラブでレギュラーの座を確保する28歳のイタリア代表ミッドフィルダーだが、元チェルシーMFアンディ・タウンゼントはプレミアリーグの上位クラブで先発になれるだけの実力はないと語った。
「私見では、彼はリバプールで先発できるほど “懸命に走る”選手ではない。マンチェスター・シティやアーセナルでもプレーできるかどうかは疑問だ。」
「私はニコロ・バレッラが好きだし、彼はとても強くて才能があるが、イングランドの多くのビッグチームでスタメンになれるとはあまり思っていない。本当の6番ではなく、ピッチ上で自由でいることを好む。」
Gianluca di Marzio
豊富な運動量でクラブと代表の両方で、中盤を走り回るイタリア代表MF。カリアリで結果を残し、ステップアップしたインテル・ミラノでは “300” に迫るほどの試合に出場を果たしており、攻守両面で目覚ましいプレーをしてきた。
年齢もあって、リバプールが獲得に動き出すことはない。アーセナルやマンチェスター・シティら他の強豪クラブも動きを見せるわけもない。イタリアでキャリアを全うする可能性が高まっており、イングランドの地でパフォーマンスを見せる日はやってこないだろう。
いずれにしても、過去の話であるものの、28歳の中堅ミッドフィルダーは予想に反して、プレミアリーグ移籍を果たす未来はくるのだろうか…?
