コロンビア代表FWルイス・ディアスはセンターフォワードとして起用することも増えているリバプール。本職の左ウイングでは、オランダ代表FWコーディ・ガクポが継続的にゴールを奪っており、盤石の体制を揃えている。
ただし、コロンビア人フォワードに対してはバルセロナが関心を示していると言われ、子供の頃から憧れるクラブ移籍を求める可能性も否定できない。アルネ・スロット監督に放出の意思はないが、メディアは掻き立てている。
海外メディア『TEAMtalk』によると、リバプールは万が一に備えて、ACミランに所属するポルトガル代表FWラファエル・レオンをリストアップしており、今夏の移籍市場においてオファーを出す準備を進めているようだ。
ACミランは絶対的なエースを手放すつもりはなく、交渉にも強気。2028年6月まで契約を結ぶアタッカーを狙うクラブに対して、1億ユーロもの大金を要求する見通しだ。
2019年にリールからイタリアに移った25歳のウィンガーは、これまで248試合で68ゴール53アシストを記録。今シーズンもセリエAやチャンピオンズリーグを通じて、38試合を終えた時点で、10ゴール8アシストと攻撃を引っ張り続けている。
大きなストライドでのドリブルが持ち味のアタッカーは、左サイドからチャンスメイクを行いつつも、ゴール前でも高い決定率を誇る。世界的でも屈指の攻撃的プレーヤーであることは間違いなく、トップリーグで力を試したいと思っていても不思議はない。
はたして、ポルトガル代表のウィンガーが、アンフィールドでプレーする未来はあるのだろうか…?