フィルジル・ファンダイクの年齢が上がってきており、ジョー・ゴメスは負傷癖がなかなか治らない。少しずつ信頼を回復させている印象もあるが、イングランドの22歳DFジャレル・クアンサーの去就にも注目が集まる。
リバプールは新たなセンターバックや左サイドバックにも関心を示しており、最終ラインの強化に加えて、世代交代を狙っている。昨夏の移籍マーケットにおいて、左利きのセンターバックとの関係が頻繁に報じられたが、この夏にも補強を本格化するかもしれない。
英『Rousing The Kop』によると、リバプールはチェルシーで活躍するイングランド代表DFレヴィ・コルウィルにふたたび関心を強める可能性があるようだ。
2029年までの長期契約を結ぶ22歳のセンターバックだが、左サイドバックとしてもプレー可能。2023年に契約延長した際には、マージーサイドのクラブとの接触も噂されており、リバプールのスカウティングチームが評価していることは間違いないだろう。
しかし、アルネ・スロット体制で同じ評価が下されているかは分からない。同紙は他にも、ボーンマスDFディーン・ハイセンやスポルティングDFゴンサロ・イナシオ、クラブ・ブルッヘDFホエル・オルドニェスらもリストアップしているとも伝えている。
残りの契約期間も長く、今シーズンもプレミアリーグで25試合に出場。昨年とは異なり、チャンピオンズリーグも狙える位置にもつけており、もしもヨーロッパの舞台でプレーする権利が得られれば、移籍をする理由もなくなる。
現実的に、リバプールがイングランド人センターバックにふたたび本腰を入れるとは思えず、移籍金も相当な額を要求されるのがオチ。
はたして、オランダ代表キャプテンの後継者として、レッズは誰に白羽の矢を立てるのか今後も注目していきたい…