若干16歳でアルゼンチンの名門クラブ、リーベル・プレートでトップチームデビューを飾ったフランコ・マスタントゥオーノ。同クラブではこれまで51試合に出場すると、5ゴール5アシストを挙げてきた。現在は17歳ながらも、アルゼンチンU-20代表に飛び級を果たしており、すでに10試合で出番を得てきた。
利き足の左足でボールを巧みに扱い、攻撃的ミッドフィルダーとしてチャンスメイクに秀でる。18歳まではヨーロッパに移籍できないものの、強豪クラブは水面下で獲得に向けた動きを加速させており、今年8月に18歳の誕生日を迎え、移籍への道が開く。
海外メディア『El Crack Deportivo』によれば、リバプールはアルゼンチンの新星に関心を強めているようだ。なお、同選手にはリリース条項として、2500万ユーロが設定されていると報じており、ヨーロッパのビッグクラブにとってはお買い得だろう。
アルネ・スロット体制で新たな時代に歩みを進めたリバプール。イングランド代表DFトレント・アレクサンダー＝アーノルドはレアル・マドリード行きが濃厚になっており、主力のモハメド・サラーやフィルジル・ファンダイク、アンディ・ロバートソンなども年齢に嘘は付けなくなってきた。
また、前線のテコ入れにも着手予定で、ダルウィン・ヌニェスやディオゴ・ジョッタ、ルイス・ディアスらにも退団の可能性が浮上。さらに、ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライの負担を減少させるためにも、攻撃的ミッドフィルダーも補強リストのひとつではある。
どこまで高いインテンシティに耐えられるかどうか分からないものの、サッカー界の未来を切り開くであろう17歳MFは今夏、自らのキャリアを高めるためにも、ヨーロッパのメガクラブにステップアップを果たすのだろうか…？