2007年生まれの17歳MFクリス・リグは、チャンピオンシップで戦うサンダーランドで才能を開花させている。今シーズンはすでに40試合に出場しており、これまで通算の出場数は “60” を超え、イングランドでもトップクラスのポテンシャルを有する。
セントラルミッドフィールダーや攻撃的ミッドフィルダーとして活躍しており、10代の選手に対しては数々のクラブが熱視線を送っている。リバプールも例外ではなく、ウェストハムやクリスタル・パレス、トッテナム・ホットスパー、マンチェスター・ユナイテッドらも定期的にスカウティングを実施している。
海外メディア『i Paper』によると、サンダーランドMFを巡る争奪戦はさらに苛烈なものになり、リバプールと地元のライバルであるエバートンが競争に参戦したそうだ。
デイヴィッド・モイーズ監督がふたたび指揮官の座に就いてから、パフォーマンスが向上しているエバートン。昨年12月にはアメリカの投資会社が買収しており、これまで以上に移籍マーケットでお金が使える可能性がある。
リバプールは一方で、アカデミー強化を推し進めている。トレイ・ナイオニやリオ・ングモハら若き逸材がカップ戦などでも存在感を示し始めている。コナー・ブラッドリーやハーヴェイ・エリオットら若い頃にマージーサイドにやってきた選手たちは、いまやトップチームに定着している。
チャンピオンシップですでに実力を証明しているサンダーランドの若者は、来季以降アンフィールドでプレーする未来はあるのか、もしくは別のプレミアリーグのクラブで活躍することになるのだろうか…?
