ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスやポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタのセンターフォワード陣に移籍の噂が飛び交っている。新たな点取り屋を確保するための資金源とするためにも、現有戦力の売却は避けられない。
その後釜として、ニューカッスルFWアレクサンデル・イサクやアイントラハト・フランクフルトFWウーゴ・エキティケ、ライプツィヒFWベンヤミン・シェシュコなど長身にも関わらず、ボール扱いやスピードに長け、得点も取れるストライカーに注目を寄せている。
そして、候補者リストには新たな名前が加わった。海外メディア『Football Insider』によると、マージーサイドのクラブは、アストン・ビラで活躍するイングランド代表FWオリー・ワトキンスの動向を追っているようだ。
元ブレントフォードFWは、2020年9月に同クラブに加入すると、217試合で86ゴール41アシストを記録。今シーズンも40試合以上に出場し、16ゴール13アシストを挙げており、最前線で周りを活かすこともできるスコアラーとして長年活躍してきた。
イングランド代表でも18試合で5ゴールを奪ってきたストライカーだが、リバプールが動く可能性は低い。その理由は、彼の年齢だ。現時点で29歳とまもなくベテランの域に差し掛かり、今年12月には30代の仲間入りを果たす。
一般的には運動能力も落ち始める時期であって、今後も二桁得点を継続できるかどうか未知数。また、リバプールもヌニェスやジョッタよりも年上のストライカーに白羽の矢を立てるとは思えず、リストにすら入っているかどうかも怪しいところ。
アストン・ビラのエースがアンフィールドに渡る未来は来ないと断言できるが、キャリアの終盤に新たな旅に歩む可能性は否定できない。とはいえ、ウナイ・エメリ監督が2028年6月まで契約のある選手を手放す許可を出すわけもなく、あくまでゴシップ記事として扱うべきだろう。
はたして、ワトキンスの未来はどこにあるのか…？