出番に恵まれなかったマンチェスター・シティを後にした22歳MFコール・パーマーは、加入したチェルシーで覚醒。攻撃の中心に定着し、昨シーズンは33試合で22ゴール11アシストと見事な数字を残した。
エンツォ・マレスカ監督が就任した今シーズンもレギュラーの座を譲っておらず、14ゴール9アシストを挙げている。後半戦に差し掛かって、疲れも見え始めており、コンディション不良によって調子を崩しているが、チームに欠かせない選手であることに代わりない。
サイモン・フィリップス(英ジャーナリスト)は同選手の去就に触れ、リバプールとマンチェスター・シティが動向を追っていると明かしつつ、イングランド代表ミッドフィルダーの古巣クラブはすでに接触を図っているとも伝えた。
「ところで、彼を売ると言っているわけではないが、マンチェスター・シティとリバプールの両チームは、この夏に向けてコール・パーマーを嗅ぎ回っているそうで、シティは最近、問い合わせをした。」
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ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライに負担がかかる攻撃的ミッドフィルダーのポジションだが、控えのイングランドU-21代表MFハーヴェイ・エリオットがアルネ・スロット監督から100%の信頼を得ている状況ではなく、この冬の移籍マーケットにおいて移籍の噂が持ち上がった。
その去就は不透明なままで、もしかすると同ポジションもテコ入れの対象になるかもしれない。しかしながら、左右のサイドバックやセンターバック、守備的MF、センターフォワードなど様々なポジションで補強の噂が囁かれており、予算の分配は気になるところ。
それでも、2033年6月までの長期契約を結んでいる以上、移籍金は非常に高額になる可能性が高い。両クラブは調査していたとしても、獲得に動き出すとは思えず、来シーズンもスタンフォード・ブリッジでプレーすることが濃厚だ。
はたして、イングランド代表でも常連の攻撃的ミッドフィルダーは、どのようなキャリアを歩むのだろうか…?
