バーンリー監督ショーン・ダイシが空中戦で無類の強さを発揮するリバプールDF獲得を希望か!?

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Burnley and Newcastle is targeting to bring Nathaniel Phillips from Liverpool チーム

ショーン・ダイシ監督のもと、確立されたサッカースタイルで今シーズンもプレミアリーグ残留が決定。ただし、降格が決まったフラムとは勝ち点11差とはいえ、たった1つ順位で上回っただけの17位に沈んだ。得点力の向上も必須である一方で、55失点を喫した守備陣強化も課題のひとつ。

ディフェンスラインを強化できるセンターバックを最低でも2枚補強したい意向が伝えられるバーンリーだが、リバプールDFナサニエル・フィリップスを獲得リストに加えた、と『The Sun』が報じている。ノッティンガムフォレストに所属するDFジョー・ワローにも関心を示しているようだ。

センターバックに負傷者が続出し、主力陣が試合に出れない日々が続いた。ミッドフィルダーであるファビーニョやジョーダン・ヘンダーソン、今冬に半年間ローンで加入したオザン・カバク、若手DFリース・ウィリアムズらが支えるなか、ナサニエル・フィリップスも飛躍のシーズンを過ごした。

空中戦での圧倒的な強さや強靭なフィジカルで相手フォワードを自由に働かせない。とくにバーンリーやウェストハムなど高身長フォワードを擁するチーム相手には抜群に相性の良さを発揮し、空中戦を支配し続けた。今シーズンは17試合に出場し、ヘディング以外のの能力も少しずつ改善されてきた。

しかし、来シーズンは主力センターバックが戻ってくる。フィルジル・ファンダイクとジョー・ゴメス、ジョエル・マティプに加えて、イブラヒマ・コナテの入団が正式に発表されており、第4センターバックまでが埋まっている。トルコ代表DFの買取オプションを行使せずに、5番手として元ボルトンDFを留めておく可能性がある。

トップチームでの出番は限りなく制限されることが予想される来シーズン。すでに24歳と若手ではなく、中堅の域に達しており、試合出場を求めて退団を要求するかもしれない。2023年まで契約を残すセンターバックにとっては、レギュラーでの起用があり得るクラブへの移籍が望ましいようにも思える。

同じくプレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドも同選手の動向に注目していると言われており、具体的なオファーを提示するかを検討している。チャンピオンシップも含めて、仮に移籍するとなった場合にも、移籍先に困ることはなさそうだ。

フランスU-21代表DFの加入が発表される前には、フィリップス本人は残留への思いを吐露しており、来季はリバプールでポジション争いを繰り広げたい旨を発言している。だが、状況は刻一刻と変化しており、今シーズン加入したが出番ゼロのイングランド人DFベン・デイビスもベンチに控える。

リース・ウィリアムズやベン・デイビスの去就によっても影響を受ける。負傷がちなゴメスやマティプが離脱した場合に、万全のセンターバック陣を整えておきたい気持ちもあるだろう。今シーズンは窮地に追い込まれた経験も重なり、より慎重にならざるを得ない。

出場機会を求めるのか、はたまた昨年のプレミアリーグ王者で厳しいポジション争いに加わるのか。クラブはもちろん、選手本人は今夏にどのような決断を下すのか…目が離せない移籍市場となりそう…

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