これまでリバプール一筋で活躍し続けてきたイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドは2025年6月までと迫っていた契約を更新せずに、新たな挑戦としてレアル・マドリード行きを心に決めた。
アレクサンダー=アーノルドが正式にリバプール退団を好評したことで、その後継者人事は盛り上がりを見せている。北アイルランド代表DFコナー・ブラッドリーへの期待も高まる中、レギュラー争いのできる人材として、バイエル・レバークーゼンDFジェレミー・フリンポンの名前も筆頭候補に挙げられている。
移籍事情に詳しいファブリツィオ・ロマーノ氏は、これまでもリバプールからのオランダ代表の右サイドバックに対する関心を伝えてきたが、マージーサイドのクラブは契約状況や動向を把握していると報じ、アンフィールド移籍を熱望するだろうと選手の心情に言及した。
「リバプールは、ジェレミー・フリンポンの状況と、彼の3500万〜4000万ユーロのリリース条項の分割払いがどのようになっているのかについて、十分な情報を得ている。」
「彼はトレントの後任候補のひとりであり、フリンポンは最終的に移籍を熱望すると見られている。」
🚨 Liverpool are well informed on Jeremie Frimpong situation and how the installments are defined for his €35/40m release clause.
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) May 9, 2025
He remains one of the main names on the shortlist to replace Trent with Frimpong expected to be eventually keen on the move. pic.twitter.com/ulKaT9SZxc
過去にはマンチェスター・シティのアカデミーでプレーし、セルティックでも活躍。イギリス国内のサッカーにも慣れ親しんでおり、インテンシティの高いプレースタイルにも適応できるだろう。
ただし、身長は決して高くなく、バイエル・レバークーゼンでは右ウイングバックでの起用が多く、純然たるサイドバックとしての守備力には疑問符が残る。とはいえ、彼の攻撃力や得点力は目を見張るものがあり、リリース条項の金額を含めると、良いオプションになり得る。
もしもディフェンダーとして通用しなければ、右ウィンガーとしても起用できるだけの能力を有しているため、選手層を厚くするには魅力的な選手になることは間違いない。
はたして、リバプールはオランダ人ディフェンダー獲得に本腰を入れるのだろうか…?
