2025年6月までの契約を延長せずに、新たなチャレンジに舵を切ったイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド。今シーズンまで控えのコナー・ブラッドリーの昇格が見込まれる中、ジェレミー・フリンポンらの名前も頻繁に取り沙汰されており、リバプールの右サイドバック人事は話題の中心だ。
いずれにしても、アレクサンダー=アーノルドのようなサイドバックは世界を見渡しても稀有。彼のような選手を獲得するのはほぼ不可能。そのため、自ら前線にも挙がって、攻撃にも参加するブラッドリーやフリンポンのようなタイプに選手は変わっていく。
過去にはリバプールで450試合以上に出場したスコットランド代表DFスティーブ・ニコルは、リバプールの右サイドバック事情に触れ、ディフェンスにおいては確実に改善されると語りつつも、北アイルランド代表DFには怪我の予防を身に付けるよう要望を出した。
「違う選手を入れても、決して同じようにはならないし、再現することもできない。
「チームとしてプラスになることに集中し、そこから調整するんだ。」
「守備の面では、彼らが100万倍良くなるのは間違いない。驚くべきパスレンジを失うことになるだろうが、コナー・ブラッドリーはトップチームでプレーした短い期間で前にも出られることを示した。
「彼(ブラッドリー)は実際、すべての手段を持っている。」
「唯一心配なのは、コンディションを維持できるかどうかだ。若い選手にしては、これまでブレイクするまでに何度か怪我をしている。」
「しかし、もしも彼が健康を維持できるのであれば、コナー・ブラッドリーが当分の間、リバプールの右サイドバックになると考えて全く問題はない。」
