バイエルン・ミュンヘン移籍が濃厚と見られていたバイエル・レバークーゼンMFフロリアン・ヴィルツを巡る争奪戦。マンチェスター・シティも一時的に参戦するも、リバプールが一気に選手の心を掴み、レバークーゼンとのクラブ間合意に辿り着こうとしている。
昨シーズンは、ブンデスリーガ無敗優勝という偉業の立役者になり、今シーズンもシャビ・アロンソ監督率いるチームにおいて、45試合で16ゴール15アシストを挙げた。攻撃の要として活躍し続けたドイツ代表の逸材はイングランド移籍に近づいている。
同国代表で150試合以上に出場したレジェンドのローター・マテウス氏は、ヴィルツがバイエルン行きを選択すると思っていたと本音を吐露。一方で、アンフィールドやプレミアリーグの舞台でも必ず成功すると、同選手の能力に太鼓判を押した。
「個人的には、フロリアンは今後数年はドイツに留まりたいと思っているだろうと私も思っていた。彼は大きなチャレンジをしようとしている。新しいクラブというだけでなく、新しいメンタリティー、新しい言語だ。」
「しかし、この一歩は彼が恐れていないことを示している。フロリアン・ヴィルツは自分自身を100パーセント信じている。それは当然で、私は彼がリバプールで、そしてプレミアリーグで成功するという絶対的な自信を持っている。」
「彼は誰からも隠れる必要はない。ワールドカップを1年後に控えたこの移籍は、未知の世界へ飛び込むリスクでもあるが、彼の友人や家族は彼をしっかりとサポートしてくれるだろう。」
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リバプールのサポーターにとっても久しぶりの大型補強に心が躍る。過去には、モイセス・カイセドやジュード・ベリンガムなど若手のスター選手を逃したこともあり、ブンデスリーガで世界レベルの攻撃力を示した若き逸材確保は、新シーズンに向けて大きなモチベーションになる。
はたして、リバプールはドイツ代表の大物をチームに迎え入れ、アンフィールドの歴史に名を刻む選手になり得るのだろうか…？